心の中に収める場所が出来る時が来ると思うんだ

二日出社しての三連休って何か調子狂うなぁ…

ナンテ全く感じてないでーーーす!この休日がホントありがたい!

やっと正月休みが来たような気分です。

大晦日から三日までは実家で過ごしてましたからね。

新年七日目にして、ようやく我が家の大掃除を始めました(^^;)

↓ 7日は夕焼け撮影始めでもありましたよ

大掃除でお宝発見

とにかく…私の部屋にモノがあふれてる~

読みかけの本や雑誌、年末に届く保険関係の郵便物、ファイリングしようと思ってる書類、可愛くってく捨てられない小物なんかが山積み!

大好きなKeisuke okunoyaの商品も、お部屋をキレイにしてから開封しようと思ってるから箱に入ったままになってる状態…

これじゃアカン!この連休中に何とかしようって片づけ始めたんですけど…こう見えてトコトンやりたいタイプなんですよ、私。

ずーーっと手つかずになっていた『とある山』に手を付けちゃいました(笑)すると…見慣れない箱が出てきたんです。

いただきモノの絵でも入ってるのかなぁと思いながら開けてみると…出てきたのは額に入った色紙。北海道リコーを退職するとき、会社の山岳部仲間がプレゼントしてくれた寄せ書き!

懐かしかった~ 送別会の日にもらって、大切にしまって、存在を忘れちゃってました。

↓ 昭和59年7月13日って書いてあります

この額縁を箱から取り出したら、その下にボロボロの紙に包まれた何かがある。包みを開けてみると、中に入っていたのは色紙でした。

↓ 32年前に父が書いてくれた色紙

収める場所が出来てないときは響かない

この色紙の存在、まったく頭から消えてました~

忘れちゃったのは、たぶん書かれている文字が見たこともない漢字だったってこと。

そして何より、私の心に言葉をキャッチして収めておく場所が出来上がってなかったのが理由だろうな。場所が出来てないと、言葉を何度見ても聞いても心に響かない。ときには受け入れ拒否する。だから忘れちゃう。

父から言葉の意味を聞いたときは、日本語として意味は分かるし素晴らしい考え方だけど、今の私には無理って思ったのかも知れないな。そのあたりの心の軌跡も忘れてちゃってるんで、定かじゃありません。

でも今回は違った。包みの中から色紙が出てきたとたんに『恕(じょ)だ!』って叫びましたもん、心の中でね。

やっとその時が来たのかも

暮れに買った短パンさんオススメの本。『なぜジョブズは、黒いタートルネックしか着なかったのか?』にも、この言葉『恕』が出てきてましたよ。孔子の言葉としてね。

恕って、自分のことと同じように人のことを考えることなんですって。

そして年末に届いた、山谷恵美子(やまや えみこ)先生のはがき絵にも『恕』の文字。

どちらも、見た瞬間に『恕』がスーッと自分の中に入ってきた。

更には、ずーっと仕舞い込んでた色紙を発見してブログまで書いてる。それは私の心の中にようやく『恕』を収める場所が出来たってとこなんだろな。

暦の上では今日が成人式。体だけが大人で親の言葉がちっとも届かないわウチの子は、って嘆く人が私の周りにいます。

でもね、親になっていない子供気分のまま私が思うには(笑)、言葉が届くには時間がかかるんです!

嫁ぐ娘のために父が想いを込めて選んでくれた言葉でさえ、受け入れるのに32年もかかってるんですもん。

だから今すぐに言葉が届かなくても、きっといつの日か言葉を思い出して、親のありがたさを感じるときが来ると思う。

だから分かってるんだか、分かってないんだかも分からないけど、伝え続ける・カタチに残すことが大事なんだな。

そんな事を思った2017年の成人式の日です。

二度目のお正月休みも残り半日。これから出社して会社のお片付けします。ではまた~

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1959年千葉県生れ札幌育ち。事務員をするつもりで就職した会社でSE部門へ。精神と体を鍛えられつつ仕事の楽しさを知る。1986年、結婚を機に来た釧路で株式会社アシストを創業。以来 『仕事をもっと楽しくするには?』 に知恵を絞る。 2014年に 『葉子の部屋』 を、2015年に『つながり空間まめ』をアシスト内にオープン。テーブルを囲んでのお喋りから多くを学んだ子供時代の経験を仕事にも生かしたいと試行中。 絵を描くこと、モノを作ること、自然の中に体を放り込むことが好き。

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