いざという時は 『分かってるつもり』 では動けない-社内標識を作ろう

おととい17日は阪神淡路大震災から20年。テレビでは特集番組が組まれていましたね。フェイスブックでも多くの人がそれぞれの想いを投稿していました。大きな災害から〇〇年という報道を見聞きするたびに思うのは、その教訓を自分は生かせてるかなぁということ。釧路は大きな地震がいつ起きてもおかしくないと言われている地域だけに日頃の備えや意識が重要です。

アシストがある場所は海のすぐ近く。地震が起きると津波の心配もかなり大きいです。もしも津波警報が出たらどこに避難すればいいのか。朝礼で伝えたりお昼休みの話題にのぼったりしているので皆分かっているつもりですが…この 『つもり』が危ない。大きな地震が起きれば気持ちが動転します。分かっていたつもりの事が頭に浮かんでこないことも充分に考えられますよね?

2ケ月前に釧路市の市民防災センターで作った『防災まい・マップ』 を利用して、避難場所を目につく場所に貼り出すことにしました。『防災まい・マップ』はプロジェクターで表示した地図と電子ペンを使って作成した地図。災害が発生したときの状況を想定して避難行動をシュミレーションしながら作ります。地図の作成には市民防災センターへの予約が必要ですけれど、10名未満なら電話一本で申し込みが出来るようです。

ちなみにアシストの避難場所は国土交通省の釧路地方合同庁舎ビル。防災まい・マップシステムでは、庁舎に行く経路を決めると歩く距離も算出してくれます。

避難場所を示す標識は2枚作ることにしました。まずWORDを使ってA4サイズに標識2枚分の内容を書き込みます。

津波避難ビル

次に、以前ご紹介した複合機の拡大連写機能を使って、WORD文書をA3サイズ4枚に拡大してプリントしました。

津波避難ビル拡大連写

左右を貼り合わせれば横長の標識が完成です!標識を貼って万全というわけではありませんが、出来ることは少しでもやっておく。ニュースを見てあらためて防災について考え・行動してみました。

< 釧路市民防災センター >

■電話 0154-23-0425

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1959年千葉県生れ札幌育ち。事務員をするつもりで就職した会社でSE部門へ。精神と体を鍛えられつつ仕事の楽しさを知る。1986年、結婚を機に来た釧路で株式会社アシストを創業。以来 『仕事をもっと楽しくするには?』 に知恵を絞る。 2014年に 『葉子の部屋』 を、2015年に『つながり空間まめ』をアシスト内にオープン。テーブルを囲んでのお喋りから多くを学んだ子供時代の経験を仕事にも生かしたいと試行中。 絵を描くこと、モノを作ること、自然の中に体を放り込むことが好き。
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